現代美術界を牽引する日本画家「西田俊英」。
花鳥画・風景画・人物画など、様々な対象物を幻想的な画風で描く彼の作品は、見る者を絵の世界に引き込むような不思議な魅力で溢れかえっている。
今回は、そんな日本を代表する日本画家・西田俊英の学歴(小学校・中学校・高校・大学)についてまとめた。
西田俊英の家族構成
西田俊英の学歴一覧【小学校・中学校・高校・大学はどこ?】
小学校:不明
西田俊英の通っていた小学校に関する情報は、ネット上には存在しなかった。
しかし、西田俊英の出身は「三重県伊勢市」であるため、この地域の学校に通っていた可能性が高い。
中学校:不明
西田俊英が通っていた中学校も不明。
小学校同様「三重県伊勢市」付近の学校に通っていたものだと考えられる。
ちなみに西田俊英は、中学生の頃から油彩画を学び始めており、高校に入学する年である1969年には「第13回中部春陽展」で初入選を果たし、早くも画家としての才能を発揮している。
高校:宇治山田高校
西田俊英が通っていた高校に関しては、三重県の「宇治山田高校」であることが、同校ホームページの「同窓生のご紹介」というページで明らかになっている。
宇治山田高校は一般的な公立高校であり偏差値は56~58。
ちなみに、高校時代までは油彩画を学んでいた西田俊英。しかし、高校卒業後に行ったヨーロッパ旅行で、圧倒的な西洋画の隅で静かに佇む東洋美術の美しさに魅了され、その後は日本画に転向している。
大学:武蔵野美術大学・造形学部日本画学科
宇治山田高校を卒業後、西田俊英は東京五美術大学(五美大)の一角をなす「武蔵野美術大学」の造形学部日本画学科に入学している。
ちなみに、東京五美術大学とは下記の5大学を指す。
東京五美術大学(五美大)
- 多摩美術大学
- 武蔵野美術大学
- 東京造形大学
- 女子美術大学
- 日本大学芸術学部
西田俊英が日本画学科を選択した理由は、前述した通り、高校卒業後に行ったヨーロッパ旅行での体験が要因であろう。
在学中には、難関といわれる日本美術院による日本画の公募展「再興院展」に初入選をはたしている。
大学院:進学していない
西田俊英が大学院に進学しているという情報はない。
武蔵野美術大学のプロフィール略歴欄にも「武蔵野美術大学卒業(学士)」としか書かれていないため、進学していないのは確かだろう。
現在:理論と実践の両方から日本画界を牽引している
西田俊英の現在(2024年)の肩書については下記の通り。
西田俊英の現在(2024年)の肩書
- 日本芸術院会員
- 武蔵野美術大学日本画科教授
- 日本美術院同人・理事
- 広島市立大学名誉教授
また、2022年からは屋久島に移り住み「日本最大級となる70メートルに及ぶ巨大日本画」の制作に取り組んでいる。
2023年の10月23日~11月19日には、武蔵野美術大学美術館にて途中経過を発表する展示会も行い注目を集めた。
西田俊英の学歴一覧まとめ
西田俊英の学歴一覧まとめ
- 小学校:不明
- 中学校:不明
- 高校:宇治山田高校
- 大学:武蔵野美術大学・造形学部日本画学科
- 大学院:進学していない
- 現在:理論と実践の両方から日本画界を牽引している
今回はこれで以上になります。
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