【生物学者・福岡伸一の弟】福岡英一の経歴まとめ

ジバンシイやLVMHなど、長年外資系企業に勤め、香水・化粧品業界のマーケティング、ブランディングの第一人者として知られる「福岡英一」。

日本生物学の第一人者として知られる「福岡伸一」の弟としても知られる人物である。

今回は、そんな福岡英一の経歴をまとめてみた。

【生物学者・福岡伸一の弟】福岡英一の経歴まとめ

1986年：ジョンソン株式会社入社

福岡英一が最初に入った企業は、カビキラーなどの商品を手がけるアメリカの化学メーカー「ジョンソン株式会社」だった。

そして、このジョンソン株式会社に入社して福岡英一が最初に受けたのが「カビキラーとは？」という講義だったという。

カビキラーは、これまでのお風呂掃除市場を覆す、画期的な製品であった。

そのカビキラー誕生の秘話を知った福岡英一は、ブランディング・マーケティング業界に強く惹かれ、以後この業界で長年にわたって活動し続けるのである。

1990年：パルファム ジバンシイ株式会社へ転職

福岡英一は、ジョンソン株式会社に約4年在籍したが、新天地を求め1990年に「パルファム ジバンシイ株式会社」に転職。

パルファム ジバンシイ株式会社は、コスメ・香水などをメインに取り扱うフランス・ファッションブランドの外資系企業である。

この当時、日本の香水市場はかなり狭く、男性がに関しては、香水をつけている人がほとんどいない時代であった。

そんな中、カビキラーのマーケティング戦略を知っていた福岡英一は、日本にまだほとんど市場が開拓されていなかった「香水」に着目して、ウルトラマリンという男性用香水の日本での仕掛け人と言われるほどにもなったのである。

2003年：LVMHコスメティック株式会社KENZO事業部ジェネラルマネジャー就任

1987年、ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーというビック企業が合併して「LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(以下LVMH)」という会社が設立された。

そのLVMH社の一角をなす日本の外資系企業として「LVMHコスメティック株式会社」が存在する。

LVMHコスメティック株式会社は、主にプロ向けに化粧品の仕入れ・販売を行う企業である。

福岡英一は2003年、そのLVMHコスメティック株式会社のKENZO事業部ジェネラルマネジャーに就任した。

2010年：LVMH Fragrance Brands株式会社代表取締役社長就任

同じくLVMHの日本外資系企業である「LVMH Fragrance Brands株式会社」。

LVMH Fragrance Brands株式会社は、LVMHの香水および高級化粧品をメインに取り扱う企業である。

福岡英一は2010年、このLVMH Fragrance Brands株式会社の代表取締役社長に就任した。

2017年：STUBBINS合同会社設立＆CEO就任

2017年、福岡英一は「STUBBINS合同会社」を設立し、CEOに就任している。

以上で述べた通り、福岡英一は長年、外資系企業に勤めていた。

外資系企業というのは、「海外で作られた製品を日本でどのように売るのか？」を考えるのが、ブランディング・マーケティングの仕事である。

一方で、フランスの製品が日本人に最適かと言えば、そうとも言い切れない。

そう考えた福岡英一は、自身の会社を設立し、日本人向けの製品を日本で作ることにしたのである。

2018年：BOTCHANのクリエイティブディレクター就任

2018年に設立されたスキンケアブランド「BOTCHAN（ぼっちゃん）」。

このBOTCHANで、福岡英一はクリエイティブディレクターを務めている。

BOTCHANは、「“男らしく”を脱け出そう」「LOOK BEYOND」をコンセプトに2018年に設立された、メンズ専門のスキンケアブランドである。

【生物学者・福岡伸一の弟】福岡英一の経歴まとめ

今回はこれで以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。