指揮者・カラヤンの家族構成【妻・娘・父親・母親・兄弟は何者?】
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カラヤンは3度結婚している
伝説の指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンには、女性関係でも伝説が残っている。
なんとカラヤンは、3度結婚しているのである。
カラヤンの妻
- 妻①:エルミー・ホルガーレフ(1938~1940年)
- 妻②:アニータ・ギューターマン(1940~1958年)
- 妻③:エリエッテ・ムレー(1958~1989年)
それぞれの妻については、以下で解説していく。
妻①:エルミー・ホルガーレフ(1938~1940年)
カラヤンの一人目の妻の名は「エルミー・ホルガーレフ」。
ドイツにあるアーヘン歌劇場でソプラノ歌手をしていた人物である。
しかし、彼女とは3年で破局している。
妻②:アニータ・ギューターマン(1940~1958年)
次にカラヤンが結婚したのは「アニータ・ギューターマン」という女性。
アニータは、大財閥の令嬢であったが、血筋の半分がユダヤ人であったという。
当時はユダヤ系の人と結婚するには、ナチスの許可が必要だったとのことで、カラヤンさんもゲッペルスにお伺いをたてたとのことですが、結婚に到るまでは容易な道ではなかったようです。
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上記の通り、当時はナチスの占領下であったため、ユダヤ人との結婚は困難を極めたようだ。
彼女ともカラヤンは離婚するが、離婚後も3番目の妻に紹介するほど仲が良かったという。
妻③:エリエッテ・ムレー(1958~1989年)
カラヤンの3番目の妻の名は「エリエッテ・ムレー」。
エリエッテはフランス出身の女性で、ディオールのトップモデルとして活躍していた。
そんなエリエッテ夫人は、カラヤンが1989年に他界するまで約30年間人生を共にした。
子供は娘が2人いる
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カラヤンには娘が2人いた。
2人とも、カラヤンが50歳を過ぎてから生まれた子供だったという。
つまり、カラヤンが生まれたのは1908年であるため、2人の娘は、3番目の妻・エリエッテ夫人との間の子供ということになる。
カラヤンの子供
- 長女:イザベル(1960年‐)
- 次女:アラベル(1964年‐)
2人の子供については、以下で詳しく解説する。
長女:イザベル(1960年‐)
女優イザベル・カラヤン、チャーミング★右:ホール前「アーク・カラヤン広場」のプレートと。左:ホールロビーのマエストロ・カラヤンメッセージ「1988年5月、私は大いなる喜びをもってこの美しいサントリーホールで演奏しました」 明日出演⇒ https://t.co/aKWV5tRVh8 pic.twitter.com/mu4Xd49P2p
— サントリーホール公式アカウント (@SuntoryHall_PR) November 18, 2016
カラヤンの長女の名は「イザベル」。
2024年現在、彼女はオーストリアでプロの舞台女優として活動している。(63歳)
顔はお母さんそっくりですが、性格はお父さんそっくりで一筋なんですよ。“女優になりたい”と思ったら、ザルツブルグの高校を卒業してからパリに行き、演劇学校に通って貧しい屋根裏部屋で暮していました。
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次女:アラベル(1964年‐)
カラヤンの次女の名は「アラベル」。
アラベルはボストンの専門学校に行って、ジャズとポップスとか、そういうジャンルの音楽を歌ったり作曲したりしていました。
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上記の通り、次女のアラベルは、専門学校に行って音楽の勉強をしていたようだ。
その後は、一緒に音楽をやっていたブルガリアの人の男性と結婚して、ブルガリアで家族と一緒に仲睦まじい生活をしているという。(2014年時点の情報)
父親:エルンストは開業医だった
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カラヤンの父親の名は「エルンスト・フォン・カラヤン」。
甲状腺腫の治療を専門とする開業医だったようだ。
父エルンストは甲状腺腫の治療を専門とする開業医で、祖父ルートヴィヒも医者だった。
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さらに、父エルンストは音楽愛好家でもあり、クラリネットの演奏が趣味だったという。
母親:マルタは愛情の深い人だった
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カラヤンの母親の名は「マルタ」。
彼女に関する情報はあまりないが、以下のような記載が見つかった。
母マルタは感受性が強く、愛情の深い、魅力的な人だったようだ。
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兄弟:1年9か月年上の兄が一人いる
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カラヤンは、父エルンストと母マルタの次男として1908年に、オーストリアのザルツブルクで生まれた。
そして、カラヤンには1年9か月年上の兄が一人いる。
兄の名は「ヴォルフガング・フォン・カラヤン」。
私が3歳半の時、兄がピアノを習い始めたので、私はいつもそのピアノの下に座り、彼が言われたことをよく聞いて、彼のレッスンが終わった後、同じところを真似して弾いてみようとした
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上記の通り、カラヤンがピアノを習い始めたのは兄の影響だったようだ。
指揮者・カラヤンの家族構成【妻・娘・父親・母親・兄弟は何者?】まとめ
カラヤンの家族構成まとめ
- カラヤンは3度結婚している
- 妻①:エルミー・ホルガーレフ(1938~1940年)
- 妻②:アニータ・ギューターマン(1940~1958年)
- 妻③:エリエッテ・ムレー(1958~1989年)
- 子供は娘が2人いる
- 長女:イザベル(1960年‐)
- 次女:アラベル(1964年‐)
- 父親:エルンストは開業医だった
- 母親:マルタは愛情の深い人だった
- 兄弟:1年9か月年上の兄が一人いる
今回はこれで以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
カラヤンの死因について
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