日本三大商社の一つとしても数えられる、東京都港区に本社を置く大手総合商社「伊藤忠商事株式会社」。
そんな伊藤忠商事を、業界最大手の座まで引きずり上げたのが、今回紹介する岡藤正広当人なのである。
現在は、伊藤忠商事の代表取締役会長とCEOを兼任している。
今回は、そんな伊藤忠商事の立役者・岡藤正広の学歴(小学校・中学・高校・大学)についてまとめてみた。
岡藤正広の学歴一覧【小学校・中学・高校・大学はどこ?】
小学校・中学校は不明
岡藤正広は、卸売業を営んでいた父親と、その父と戦後に結婚した母親の間に長男として生まれた。
実家は大阪府大阪市。弟が一人いる。
通っていた小学校・中学校については不明だが、地元の公立学校に通っていたのものだと思われる。
岡藤正広の家族構成
高校:大阪府立高津高等学校
岡藤正広は、大阪府大阪市天王寺区餌差町にある公立高校「大阪府立高津高等学校」に進学。
高津高校は2008年、文部科学省によって「スーパーサイエンスハイスクール(科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校)」に指定されるなど、大阪府の進学校として有名な高校である。
偏差値は70~73程度。
以前は普通科と文理学科に分かれていたが、現在は文理学科のみが存在している。
大学:東京大学経済学部
大阪府立高津高等学校を卒業した岡藤正広は、2年の浪人を経て「東京大学経済学部」に進学している。
浪人には、高校3年の時に患った結核、父親の死などが影響しているようだ。
しかし、大学へと進学した岡藤正広は、母親に迷惑をかけないために、大学の学費や生活費を家庭教師のアルバイトなどですべて賄ったという。
夏休みには、大阪の実家に帰省する前、新聞に2行広告を出しました。家庭教師先の募集です。どんな人がどういう先生を求めているか考え抜いて、たった2行に凝縮しました。夏休みの1か月だけなら奮発すると読んで、「夏季特訓。当方東大生。」 関西には、東大生を一目見たいという人もいるかと思って書いたら、実家には電話がじゃんじゃんかかってきた。
伝説の商社マン 岡藤正広 伊藤忠商事社長 (1)
上記の内容を見ると、岡藤正広は学生時代から、経営者的な思考を持ち合わせていたことがわかる。
その後の経歴
大学を卒業した岡藤正広のその後の経歴は下記の通り。
- 1974年:東京大学経済学部卒業
- 1974年:伊藤忠商事株式会社入社
- 2009年:代表取締役副社長
- 2010年:代表取締役社長
- 2018年:代表取締役会長・会長執行役員・CEO
- 現在に至る
繊維部門が長く、海外駐在経験がないまま伊藤忠商事のトップに就いた岡藤正広の経歴は異例であったという。
現在、岡藤正広は社長の座は降りているが、会長兼CEOということなので、実質的な伊藤忠商事のトップとなっている。
岡藤正広の学歴一覧【小学校・中学・高校・大学はどこ?】まとめ
岡藤正広の学歴一覧まとめ
- 小学校・中学校は不明
- 高校 :大阪府立高津高等学校
- 大学 :東京大学経済学部
- 1974年:東京大学経済学部卒業
- 1974年:伊藤忠商事株式会社入社
- 2009年:代表取締役副社長
- 2010年:代表取締役社長
- 2018年:代表取締役会長・会長執行役員・CEO
- 現在に至る
今回はこれで以上になります。
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