柄本明のプロフィール
柄本明のプロフィール
- 生誕:1948年11月3日(75歳)
- 職業:俳優・コメディアン・タレント
- 出身:東京都
- 身長:175㎝
- 所属:ノックアウト
映画・ドラマ・バラエティ・舞台など、多ジャンルにわたりオファーが絶えない実力派俳優・柄本明さん。
1998年に公開された『カンゾー先生』では、第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、実力派俳優としての地位を確固たるものにしました。
さらに、柄本明さんはシリアスな演技だけではなく、コミカルな演技でも定評があり、志村けんさんのコント番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』や『志村けんのバカ殿様』にはレギュラー出演していたことでも有名です。
また、柄本明さんの家系は、芸能一家として知られており、息子さんや奥さんなども俳優や女優として活躍しています。
柄本明の生い立ち・経歴
柄本明の生い立ち・経歴
- 1948年:東京都に生まれる
- 1970年頃:NHKで大道具としてアルバイトをする
- 1974年:自由劇場に参加
- 1976年:劇団『東京乾電池』を結成
- 1998年:第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞
- 2010年:第34回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞
- 2011年:紫綬褒章を受章
- 2019年:旭日小綬章を受章
1948年:東京都に生まれる
柄本明さんの出身は、東京都中央区銀座(旧・木挽町)です。
高校は、東京都立王子工業高等学校機械科を卒業。
卒業後は普通の企業に就職し、サラリーマン生活していました。
しかし、アングラ演劇に興味があったという柄本明さんは、すぐに会社を辞め、「マールイ」という劇団に入って演技の勉強を始めます。
1970年頃:NHKで大道具としてアルバイトをする
柄本明さんは、『徹子の部屋』に出演した際に、以下のように話しています。
金子信雄さんの『マールイ』って言う劇団に入ってたんですけれど、とにかく働かなくちゃいけないから、アルバイトで大道具やってました。NHKで
スポニチ
今では映画やドラマに引っ張りだこな俳優・柄本明でも、最初は裏方としての下積み時代があったんですね。
1974年:自由劇場に参加
吉田日出子さんや佐藤B作さんらを輩出した名門劇団「自由劇場」。
柄本明さんは、自由劇場にアルバイトとして手伝いに行った際に、串田和美さんって言う方に声をかけられ、自由劇場への参加が決まったそうです。
しかし、柄本明さんは、自由劇場に3,4年程在籍した後に脱退。
その時の心情に関しては、以前あるインタビューで以下のように語っています。
当時は“子ども”だったので自由劇場のモダンな感じが理解できなかった。それで、もっとお笑いやくだらないことをやりたいと思って、自由劇場を“脱走”したんです。
サライ
こうして、自由劇場を脱退した柄本明さんは、自身で『東京乾電池』という劇団を結成します。
1976年:劇団『東京乾電池』を結成
『東京乾電池』は、柄本明さんが自由劇場時代に知り合ったというベンガルや綾田俊樹と共に結成された劇団です。
過去には、高田純次やムロツヨシ(研究生)などの人気俳優も所属していたことで知られています。
ちなみに、柄本明さんの妻「角替和枝」さんも、東京乾電池に所属している女優さんでした。(逝去後も所属扱い)
柄本明の家族について
![](https://mtakeblog.net/wp-content/uploads/2024/02/Slide1-10-300x169.jpg)
1998年:第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞
『東京乾電池』は、小劇場ブームの走りとして演劇ファンの間で一躍ブームを巻き起こしました。
その人気に比例して、柄本明の映画やドラマへの出演も増えていきます。
そして、1998年に主演を務めた映画『カンゾー先生』で、柄本明さんは日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞します。
これによって、実力派俳優としての柄本明さんはの地位は確固たるものになります。
2010年:第34回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞
2010年に公開された映画『悪人』。
この映画で柄本明さんは、満島ひかりさん演じる石橋佳乃の父親・石橋佳男を演じ、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞します。
以前にも何度か助演男優賞にはノミネートされていましたが、最優秀助演男優賞を受賞したのはこれが初めてです。
2011年:紫綬褒章を受章
文化や芸術で優れた功績を残した者に対して、天皇から授与される『紫綬褒章(しじゅほうしょう)』。
柄本明さんは、この紫綬褒章を2011年に受章しています。
2019年:旭日小綬章を受章
国家または公共に対し功労のある方に贈られる日本の栄典『旭日章(きょくじつしょう)』。
この旭日章は、6つの段階に分かれていますが、その中でも4番目に位置する『旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)』を柄本明さんは2019年に受章しています。
まとめ
今回はこれで以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。